ANA国内線【PR】

ムシを食べる人も食べない人も、「食」に関心ある人におススメの一冊。「選食の時代」に昆虫食のスタンダードを目ざす。(平凡社刊・本体840円)
by bugeater
昆虫料理研究会
お問い合わせは[内山] へ。

昆虫食入門 (平凡社新書)

楽しい昆虫料理


[関連リンク]

昆虫食ポータルサイト「むしくい」

昆虫食彩館(昆虫料理研究会ホームページ)

主な活動履歴

昆虫食・昆虫料理をめぐる心理的要因の検討に向けて

Freelance bug (insect) cuisine researcher

虫菓子小屋

むしくい。

虫、たべてくれませんか。(昆虫食と科学の橋渡し)

虫類の薬用 【虫類本草】

    * * *
 
今では昆虫食というととかくゲテモノ扱いされます。でも少し歴史をさかのぼれば人類は虫を日常食として生き延びてきました。世界的に見れば虫が好んで食べられている地方もあり、日本でも信州などではいまでも土産物店やスーパーなどに昆虫の佃煮の缶詰や瓶詰が売られています。当会はそんな美味しくて健康的な昆虫食材にスポットを当て、従来の佃煮だけでなく、もっとバラエティーに富んだ創作料理を作って楽しむ活動をしています。購入食材を調理する以外にも、時には自然のなかで採集をして、調理して、試食するという、昆虫食の原点に返った活動も人気があります。本サイトはそんな楽しい活動の内容を紹介し、さまざまなおすすめメニューを掲載しています。昆虫料理のデータベースとして少なくとも国内では類例がないと自負しています。これを読めばみなさんも虫に対する偏見から解放されて、食べてみたくなること請け合いです。

これまで食べた虫たち
【ア】
アカスジキンカメムシ
アシダカグモ
アブラセミ
アメリカザリガニ
アルゼンチンモリゴキブリ
エビガラスズメ
エンマコオロギ
オオゴキブリ
オオカマキリ
オオジョロウグモ
オオスズメバチ
オオミノガ(ミノムシ)
オンブバッタ
【カ】
カイコ
ガガンボ
カタツムリ
カナブン
カブトムシ
カボチャミバエ
カマドウマ
キイロスズメ
キイロスズメバチ
クビキリギス
クリシギゾウムシ
クロスズメバチ
ゲジ
コガタスズメバチ
【サ】
サクサン
ザザムシ
サワガニ
シモフリスズメ
シャチホコガ
ショウリョウバッタ
ジョロウグモ
シロスジカミキリ
シロテンハナムグリ
シロアリ
スーパーワーム
ススホコリ
セスジスズメ
センチニクバエ
【タ】
タケツトガ
タイワンオオコオロギ
タイワンタガメ
ツマキシャチホコ
ツマグロハナカミキリ
ツムギアリ
トノサマバッタ
トビズムカデ
【ナ】
ナガコガネグモ
ナメクジ
【ハ】
ハウスクリケット
ハチノスツヅリガ
ヒメシロコブゾウムシ
ヒグラシ
フタトガリコヤガ
ベニカミキリ
ボクトウガ(ヤナギムシ)
【マ】
マダガスカルゴキブリ
モンクロシャチホコ
モンシロチョウ
【ヤ】
ヤマトゴキブリ
ヤママユガ
ヨコジママダガスカルゴキブリ
【ラ】
レットコックローチ
【ワ】
カテゴリ
XML | ATOM

skin by excite
137 映画『どろろ』を観る──どろろはやはりタガメを食べていた
映画『どろろ』を見る。柴咲コウ扮する野盗“どろろ”が、タガメを食べるシーンを確認するのが主な目的だった。こんな変な目的で『どろろ』を見るのは私ぐらいかもしれない。

どろろはやはりタガメを食べていた。四十八カ所に散らばった肉体を取り戻そうとする百鬼丸との衝撃的な出会いの後、どろろは運命的なものを感じて旅を共にすることを決意する。そして小川のほとりで休息するシーンが続き、河原に座ったどろろがやおらふところから出した巾着袋の紐をゆるめる。「でるぞ、でるぞ」という私の期待に違わず、袋から取り出したのは紛れもないタガメそのものだった。バリバリという咀嚼音が館内に響く。ほんの数秒のカットだったが、どろろの性格を印象づける場面だったように思われる。

ほぼ一年前のことだが、正確には2006年2月15日付けで、『どろろ』の製作スタッフからメールが届いた。手塚治虫の『どろろ』の実写映画を作っているという。その中でどろろが虫を食べる描写のシーンがあり、食べられる虫として、タガメ、フナムシ、サソリを候補に探しているがなかなか見つからない。入手方法などを教えてほしいというものだった。いろいろあったが、最終的にはタガメに落ち着いた。外見がいかにも怪獣っぽく怖そうだし、まるごと頬ばれる大きさだし、なにより入手がしやすい。完成した映画を見た知人から確かにタガメだったと聞いてはいたが、実際にこの目で見てみたかった。

映画を見てやはりタガメで良かったと確信した。第一に、どろろは海を一度も見たことがないのにフナムシはないだろう。サソリにしても棲息地は沖縄など南西諸島に限られる。タガメはかつて日本のいたるところにいたのだからリアリティがある。第二に、雄の嗅線から発せられる物質は、果物乃至肉桂の芳香を放ち、「気の巡り」を活発にするといわれる。本当の自分を取り戻す旅立ちにこそその食事はふさわしい。またタガメは父性本能があり孵化するまで子の世話をする。それは生まれ来るわが子の肉体を四十八体の妖怪にばらばらに売り渡した百鬼丸の父へのアンチテーゼともいえないか。敷衍して親族殺しに対する強烈な風刺をも内包する普遍的な重いテーマの予兆と捉えるのは偏りに過ぎようか。
by bugeater | 2007-03-19 22:22 | 映画 | Trackback(3) | Comments(8)
トラックバックURL : http://musikui.exblog.jp/tb/5360134
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from どろろ 妻夫木聡 at 2007-04-11 00:58
タイトル : 「どろろ」オリジナル・サウンドトラック
どろろのグッズって、色いろあるんですね〜集めてみるのもいいかも!! 「どろろ」オリジナル・サウンドトラック 映画『どろろ』の本編で使用されている全楽曲が収録されたサントラ盤!超大作感動冒険活劇を盛り上げるサウンドトラックが映画公開を先駆け、販売開始。手塚治虫の幻の傑作『どろろ』が、壮大な音楽となって、今よみがえる!...more
Tracked from 1-kakaku.com at 2007-05-01 19:16
タイトル : どろろ
戦乱の世で天下統一の野望を抱いた武将・醍醐景光は、これから生まれる自分の子供を48体の魔物にさし出し、代わりに強大な力を得た。一方、体の48か所を奪われて誕生した赤ん坊は、呪医師・寿海の秘術によって救われた。かくして成長した赤ん坊=百鬼丸は、自分の体を取り戻すために魔物を倒す旅に出る。そんな中で百鬼丸は女性ながら戦乱の世を逃れるために男の格好をしたコソ泥・どろろと知り合い、共に旅をするように…。 早くも続編2作の製作も決定したファンタスティックな時代劇。とはいえ、別に日本の歴史に応対してい......more
Tracked from DVDジャンル別リアルタ.. at 2007-05-01 20:21
タイトル : どろろ
戦乱の世を治める力を得るため、我が子の体48箇所を魔物に差し出した武将・醍醐景光。こうして生まれた百鬼丸は“呪われた子”と捨てられるが、寿海に拾われ、仮の体と護身のため妖刀を与えられる。成長した百鬼丸は、魔物を倒すごとに奪われた体を取り戻すことを知り、魔物退治の旅に出る。やがてそんな百鬼丸と出会ったどろろは妖刀欲しさに追い始める…。手塚治虫原作、妻夫木聡×柴咲コウ主演で贈るアドベンチャー大作。...more
Commented by Naka(ミーハー) at 2007-03-19 22:36 x
をを !
Commented by よるのひるね at 2007-03-19 23:53 x
こりゃいい話です。四月のひるべはこれを宣伝文句にしましょう!
Commented by らら at 2007-03-20 10:10 x
 へー、あれって内山さんのアドバイスだったんですね。原作ではコガネムシの幼虫みたいなものを掘り出して生食いしてる場面があるんですけど、映画ではタガメだったから、監督が昆虫食に興味があるかタイ料理マニアなのかなと思ってました。
Commented by bugeater at 2007-03-20 22:31
ららさん
原作は読んだことがありませんでした。コガネムシ類の幼虫でしたか。それよりタガメの方がいいと僕なんかは思ってしまいます。
Commented by bugeater at 2007-03-20 22:35
よるのひるねさん
4月になにをしようか思案中です。タガメをテーマになにかできないか、どなたかアイデアがあったら教えてください。
Commented by SOV at 2007-03-22 21:15 x
タガメチリペーストの購入先の情報をありがとうございました。
以前、ラオスに行った時にタガメを初めて食べたのですが、あの香りがとても気に入りました。ラオスではツムギアリ、コオロギ、蜂の子、蚕の蛹なども食べました。
Commented by らら at 2007-03-23 17:17 x
 映画「どろろ」は実写でありながら原作のビジュアルを上手にくみ取った傑作ですが、ストーリーは原作に忠実というわけではないんです(忠実だから良いというわけでもありません)。原作のその場面は、百鬼丸と妖刀の持ち主が精神力のみで戦う場面にでてきます。そこは荒野で、まわりに川などはなく、刀を構えたままピタリとも動かない二人を前にして、どろろは退屈と空腹をまぎらわせるために芋虫(おそらくはコガネムシ類の幼虫)を地面から掘り返して食べるんです。原作とはシチュエーションも異なりますから、どちらが良いとか悪いとかの比べ方はできないと思いますよ。


 タガメチリペーストですが、海苔巻きなんてどうでしょうね。具はタガメチリのみで細く巻いてもいいですし、キュウリを入れてタガメとカッパのランデブー巻きにしてもおいしそう。
Commented by マサル at 2007-04-09 00:30 x
なるほど!こんなに奥深い意味があるなんて考えもしませんでした。
原作者があの昆虫に造詣の深い手塚先生ですからbugeaterさんの助言の的確さに、きっと手塚先生も喜んでおられると思います。
名前 :
URL :
削除用パスワード 
<< 138 オオカマキリ卵嚢採集 136 ふきみそ田楽 さなぎ風味 >>